精密根管治療
28CliniCでは治療も予防も全て拡大視野で精密に行っております。
根管(歯の神経や血管が通る管)の形態は非常に複雑で、厳密には一つとして同じ形はありません。肉眼での精密治療は不可能で、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用し拡大視野下でおこないます。また、根の病気には細菌が関与しているため細菌数をできるだけ減らすことが重要です。
ラバーダムという器具を使用することで唾液からの感染を防御します。
根管内の壁面は感染していたり有機物が付着しているためスピーディーな切削のためにニッケルチタンファイルを用います。
28CliniCではこれら三種の神器を効果的に用い、一度治療した歯を二度と治療する必要の無いように細心の注意を払っています。
また、28CliniCではなるべく治療の回数を抑えます。回数が多いと細菌感染のリスクが高まります。根の中のトラブルは口腔内の細菌が根の中に入ることで感染を起こしますので、少ない回数でラバーダムなどで厳密な封鎖を行い精密に根管治療を行います。
治療をおすすめしたい方
- ・自分の歯を可能な限り残したい方
- ・根管治療で症状が改善されない方
- ・きちんとした根管治療が受けたい方
治療について
治療の内容
精密根管治療は、虫歯や歯の感染が進行して歯髄(神経)まで達した場合に行われる治療法です。この治療では、感染した歯髄を除去し、根管内を清潔に洗浄します。その後、根管を消毒し、専用の充填材で密封します。精密根管治療は、顕微鏡や特殊な器具を使用し、緻密に行われるため、通常の根管治療よりも高い成功率を期待できます。治療により、歯の痛みや感染の拡大を防ぎ、自然な歯をできる限り長く保存することが目的です。適切な治療により、失われた歯の機能と美しさを回復させます。
当院ならではの治療ポイント
- ・トレーニングを受けた実績のあるドクターが担当
- ・マイクロスコープやラバーダムなどを行った質の高い根管治療
- ・セカンドオピニオンなどにも対応
- ・少ない治療回数で歯への負担を最小限に抑え完治させる
治療の流れ
STEP1 | 精密根管治療前
検査、診断、コンサル、歯周初期治療が終了した後に治療を行います。本数や術式など綿密に打ち合わせを行います。
STEP2 | 治療当日
治療部位にラバーダム防湿を行い該当歯を隔離して顕微鏡で精密根管治療を行います。通常1回〜3回で根管治療は終了します。
STEP3 | 経過観察
3〜6ヶ月で経過のレントゲン写真撮影を行い治癒の確認を行います。
STEP4 | 手術
治癒が確認できない場合は外科的な根管治療を行います。
STEP5 | メンテナンス
3〜4ヶ月に一度は歯科衛生士によるクリーニングをお受けいただき、良い状態をキープしていきます。
治療回数・期間
治療回数・期間
期間 | 2週間〜3ヶ月 |
---|---|
来院回数 | 2〜6回以上 |
1回あたりの治療時間 | 30分〜120分 |
禁忌
なし
治療に伴う一般的な
リスク・副作用
- ・根管治療を行なうと歯の構造が筒状になるため、歯が破折しやすくなります。
- ・再度根管治療を行なうとさらに根管壁が薄くなり、より歯が破折しやすくなりますが、コア(土台)と被せ物を接着力に優れたセメントで接着し、歯・コア・被せ物を一体化させることで、破折のリスクを抑えられます。
- ・再度根管治療を行なっても、予後が悪い場合は外科的な治療で対応することがあります。
治療後の注意
- 治療直後は硬い食べ物を避ける。
- 治療部位を清潔に保ち、定期的なブラッシングとフロッシングを行う。
- 治療した歯に持続する痛みや腫れがある場合は、迅速に歯科医に相談する。
- 顎を大きく開くような行為を控えるなど、過度なストレスを避ける。
- 定期的な歯科検診を受け、治療部位の回復状況を確認し、必要に応じて追加治療を受ける。
症例
BEFORE
AFTER
主訴:
歯に違和感がある
処置の説明:
精密根幹治療
処置の副作用:
治療後に2、3日の違和感や鈍痛を伴う可能性がある
処置の費用:
補綴(クラウン)費用+基礎費用+除去費用(285,000)
処置の期間:
2ヶ月:3回(90分/1回)
BEFORE
AFTER
主訴:
鼻の横の圧痛(リーマーが折れている状態)
処置の説明:
マイクロ、ラバーダム下による精密根管治療
処置の副作用:
治療後に2、3日の違和感や鈍痛を伴う可能性がある
処置の費用:
¥55,000
処置の期間:
2ヶ月(3回)
BEFORE
AFTER
主訴:
腫瘍形成、歯茎から血が出る(歯根嚢胞)
処置の説明:
マイクロ、ラバーダム下による精密根管治療
処置の副作用:
治療後に2、3日の違和感や鈍痛を伴う可能性がある
処置の費用:
¥88,000
処置の期間:
2ヶ月(4回)