虫歯治療
虫歯は細菌感染症的な側面を持つ疾患で、う蝕原生菌が糖を分解して出す酸で歯が溶けてしまう病気です。
初期の虫歯であれば、原因を取り除けば再石灰化により再生しますが、穴があいてしまった状態(C2)からは自然治癒することはなく治療介入が必要となることがあります。また、虫歯には活動的な虫歯と非活動的な虫歯があり、非活動性の虫歯は進行が非常に遅いため、治療の緊急性は高くありません。(活動性の判別は歯科医師がおこないます)しかし、プラークが付着したままの虫歯は活動性が高くなり、進行する可能性があるのでプラークコントロールの管理がきちんとできていることが重要です。
もし、神経の近くまで虫歯が進行してしまっている場合でも精密な治療により神経を残せる可能性があります。歯の神経があるとないとでは、その歯の寿命が変わってしまいます。28CliniCはできる限り神経を残す治療を選択します。
治療や予防には精密さがとても大事です。28CliniCでは予防処置や治療を行う際には必ずライトで明るく照らされた拡大視野での診療を徹底しております。それにより歯を削る量は最小限に、痛みなく、スピーディーに、精度の高い治療を行うことができます。
治療をおすすめしたい方
- ・初期段階の虫歯がある方
- ・甘いものの摂取を頻繁に行っている方
- ・歯に痛みや症状のある方
- ・正確、精密に虫歯治療を受けたい方
治療について
治療の内容
虫歯治療は、虫歯によって損なわれた歯を修復するプロセスです。治療ではまず、虫歯の部分を取り除き、感染した組織を清潔にします。次に、取り除いた部分を充填材で埋めることで、歯の形と機能を回復させます。充填材にはコンポジットレジン、セラミックなどがあり、見た目や耐久性に応じて選択されます。虫歯が進行して神経まで達している場合は、根管治療が必要になることもあります。定期的な検診と早期治療が、虫歯の進行を防ぐ鍵となります。
当院ならではの治療ポイント
- ・正確な検査診断に基づいて治療計画を立案します
- ・なるべく歯を残す虫歯治療をご提案
- ・虫歯を繰り返さないための根本的治療が可能
- ・拡大鏡や顕微鏡を使った精密、正確な治療が可能
治療の流れ
STEP1 | 初診
受付にて問診票に症状などをご記入いただき、記入内容をもとに患者の皆様のお悩みをお聞きします。口腔内を顕微鏡下で診せていただき、レントゲンとともに状態を確認します。歯の痛みや歯茎の腫れ、詰め物が取れたなど、応急処置が可能な症状に対して、処置を施します。
STEP2 | 精密検査
治療の最終ゴールを患者の皆様と一緒に確認し、診断結果をもとに治療計画を立てます。治療の進め方にご要望がありましたら、説明の際にお聞きし、そちらを考慮した方法で進められるように検討します。
STEP3 | 診断結果と治療計画の説明
治療の最終ゴールを患者の皆様と一緒に確認し、診断結果をもとに治療計画を立てます。治療の進め方にご要望がありましたら、説明の際にお聞きし、そちらを考慮した方法で進められるように検討します。
STEP4 | 歯周予防処置・歯周治療
歯の痛みや歯茎の腫れ、詰め物が取れたなど、応急処置が可能な症状に対して、処置を施します。
また、虫歯や歯周病の原因である口腔内細菌のコントロールを徹底的に行い、原因の除去を行います。
STEP5 | 治療開始
虫歯完治に向けた治療を行います。
虫歯が小さい場合は1回で終了します。型取りが必要な場合はセットを含め2回の来院で終了します。
STEP6 |
治療後の資料採取と治療前との比較
治療が終わった後の記録を取り、治療前との比較をします。
STEP7 | メンテナンス開始
1〜4ヶ月に1回、定期的にクリーニングを受けていただきます。
1年に1回はレントゲンチェックと顕微鏡での検診を受けていただきます。
治療回数・期間
治療回数・期間
期間 | 当日〜2週間 |
---|---|
来院回数 | 1回以上 |
1回あたりの治療時間 | 30分〜60分 |
禁忌
なし
治療に伴う一般的な
リスク・副作用
この治療では神経のある歯を治療する場合以下の合併症が稀に起きることがあります。
-
・麻酔後の口内炎
麻酔した部位に口内炎ができることがあります。
-
・治療後の知覚過敏
虫歯が深い場合や、神経のある歯を処置した場合に処置時に削去した部位にセメントをつける際に行う、乾燥や薬剤塗布により治療後、セット後1週間から長い場合は3ヶ月程度で知覚過敏が起こることがあります。
治療後の注意
- 治療した部位の過度な咀嚼を避け、充填物が安定するまで硬い食べ物は控える。
- 正しいブラッシング方法で口腔衛生を保ち、虫歯の再発を防ぐ。
- 充填物や治療した歯に違和感が続く場合は、追加の歯科診療を受ける。
- 砂糖や酸性の飲食物の摂取を制限し、虫歯のリスクを減らす。
- 定期的な歯科検診を受け、口腔内の健康状態をチェックする。
症例
BEFORE
AFTER
処置の説明:
多発性虫歯によるインプラントとクラウンによる咬合回復
処置の副作用:
インプラントは1次手術、2次手術と2回手術が必要となる、術後1週間程度の腫れ痛み
術後1週間程度の腫れ痛み
処置の費用:
咬合検査¥44,000、
インプラント1次手術¥352,000×4、
2次手術¥110,000×4、
インプラント用仮歯¥19,800×4、
仮歯¥11,000×24、
オールセラミッククラウン¥188,000×28
処置の期間:
8ヶ月
性別:
男性
年齢:
35歳