口腔外科(インプラント)
失われた歯の部分の骨にチタン製の根を埋め込み、その上に被せ物を行う治療です。骨と直接結合させるのでご自身の歯のようにしっかり噛むことができます。
28CliniCではCAMLOGインプラントというドイツ製のインプラントを導入しております。インプラントの成功の条件の第一は術者の技量ですが、インプラントの材質、インプラント表面性状、インプラントデザイン、骨量・骨質、補綴・荷重条件が重要になります。
28CliniCでは、その諸々の条件をクリアしインプラント治療を確実なものとします。
なお、手術の際には術前に3D-X線写真(CT写真)にて診査、診断を正確に行います。
1次手術、2次手術と2回に分けてインプラントを立ち上げます。
治療をおすすめしたい方
- ・事故や虫歯などで歯を失って噛み合わせが不自由な方
- ・今までブリッジにしていたが両隣在の歯に負担がかかり心配のある方
治療について
治療の内容
インプラント治療は、失われた歯を人工の歯根であるインプラントで置き換える歯科治療法です。治療は、チタン製のインプラント体を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯冠を取り付けます。この方法は、自然な歯に近い見た目と機能を提供し、隣接する歯に影響を与えずに噛む力や発音の改善を図れます。インプラント治療は、優れた耐久性と自然な使用感が特長で、適切なケアとメンテナンスにより長期にわたって使用できます。
当院ならではの治療ポイント
- ・多くのセミナー学会で講演経験を持つ専門知識を持ったドクターが担当
- ・身体への負担を最小限に抑えるインプラント治療をご提案
- ・安全で撤退された衛生環境
- ・2,000本以上の埋入実績のあるドクターが在籍
- ・上顎洞など骨が少ない部位でも移植の経験が豊富なドクターが担当しますので安心して治療を受けられます。
治療の流れ
STEP1 | インプラント治療前
検査、診断、コンサル、歯周初期治療が終了した後に治療を行います。本数や術式など綿密に打ち合わせを行います。
STEP2 | 治療当日
まずは手術部位に麻酔を行います。
28CliniCでは点滴で痛止め、腫止め、抗生剤、水素点滴を行います。
口腔内清掃を行ったのちに該当部位にドリルで穴を開けてインプラント埋入を行います。縫合を行い終了となります。
手術にかかる時間は1本の埋入ですと10分かあら15分程度で終わります。
STEP3 | 抜糸
2回目は移植後2週間で抜糸を行い終了となります。
STEP4 | 型取り〜セット
インプラント埋入後3〜4ヶ月後に2次手術といい、埋入されたインプラント部位を再切開しシリコン印象材で精密に型取りを行い、約3週間後に被せ物をセットし終了となります。必要であればセット後2〜4週間後に調整を行います。
STEP5 | メンテナンス
3〜4ヶ月に一度は歯科衛生士によるクリーニングをお受けいただき、良い状態をキープしていきます。
治療回数・期間
治療回数・期間
期間 | 3ヶ月〜半年 |
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来院回数 | 2〜4回 |
1回あたりの治療時間 | 30分〜60分 |
禁忌
- ・成長期の未発達の場合
- ・妊娠中の場合
- ・認知症や重度の心身障害がある場合
- ・骨量不足や骨質の低下が激しい場合
- ・免疫力の低下や血液の凝固機能異常がある場合
- ・放射線治療や抗がん剤治療を受けた場合
治療に伴う一般的な
リスク・副作用
-
・神経の圧迫・損傷
インプラントは顎の骨にインプラント体を埋め込む治療です。特に下顎の骨の中には、太い神経と血管が通っている「下歯槽管」という空洞があります。そのため、埋め込んだインプラントが下歯槽管の神経に触れてしまうと神経が傷ついたり切れてしまうことがあります。
-
・血管の圧迫・損傷
神経が通っているすぐ近くに太い血管が通っていることが多く、もしインプラント治療で血管を損傷してしまうと大量出血を引き起こします。
-
・術後の腫れ・痛み
インプラント手術後の副作用として最も多いのが、術部の腫れ・痛みです。歯茎を切り取り、骨を削っているため人間の体の正常な反応ですが、痛みは1〜7日間、腫れは3日目がピークで1週間程度で消失することがほとんどです。
-
・オーバーヒートによる骨壊死
インプラントを埋入するときにはドリルで骨を削ります。この時、骨とドリルが擦れることで摩擦熱が生じ、その熱によって骨がやけどしたような状態を引き起こすことがあります。その場合は骨が壊死する可能性があります。
-
・インプラント治療の合併症の発症
口腔内の清掃状態によってはインプラント周囲炎などの感染症にかかるリスクがあります。
-
・副鼻腔炎・蓄膿症
上顎の骨の上には上顎洞とよばれる空洞があります。埋入したインプラントが上顎洞の骨や粘膜を突き抜けて上顎洞に達してしまうと、感染を起こして副鼻腔炎や蓄膿症になることがあります。
治療後の注意
- 手術後は、処置部位に負担をかけないように優しくケアする。
- 喫煙やアルコールの摂取を避ける、これらは治癒を妨げる可能性がある。
- 口腔内の衛生を徹底し、定期的なブラッシングとフロッシングを行う。
- 硬い食べ物や粘着性のある食べ物は避け、噛む力を均等に分散させる。
- 定期的な歯科検診でインプラントの状態をチェックし、必要に応じたメンテナンスを行う。
症例
BEFORE
AFTER
処置の説明:
右下小臼歯1本にインプラント
処置の副作用:
1次手術、2次手術と2回手術が必要となる、術後1週間程度の腫れ痛み
処置の費用:
咬合検査¥44,000、1次手術¥352,000、
2次手術¥110,000、
オールセラミッククラウン¥188,000
処置の期間:
4ヶ月
性別:
女性
年齢:
40歳
BEFORE
AFTER
処置の説明:
上顎に8本インプラント
処置の副作用:
1次手術、2次手術と2回手術が必要となる、術後1週間程度の腫れ痛み
処置の費用:
咬合検査¥44,000、1次手術¥352,000×8、
2次手術¥110,000×8、仮歯¥19,800×8、
オールセラミッククラウン¥188,000×14
処置の期間:
8ヶ月
性別:
女性
年齢:
65歳
BEFORE
AFTER
処置の説明:
左上前歯1本にインプラント
処置の副作用:
1次手術、2次手術と2回手術が必要となる、術後1週間程度の腫れ痛み
処置の費用:
咬合検査¥44,000、1次手術¥352,000、
2次手術¥110,000、仮歯¥19,800、
オールセラミッククラウン¥188,000
処置の期間:
5ヶ月
性別:
女性
年齢:
48歳